店主のひとりごと ~2015年度~

なんか色々とおバカなことを書きたくなって

『店主挨拶』のタイトルを改めました。

虫に関係あることもない事も頭に浮かんだよしなし事を書き連ねてみます。

【渾名】

 

先日、灯火採集スタンバイ中のまさやん氏の屋台を尋ねた。

氏は多趣味な上に色んなものに造詣が深く、更にその風貌に似合わず(失礼!)手先が器用ときている。

オラは彼のブログに登場する愛犬『シロ』のファンで、オラのリクエストに応えて近況をUPしてくれる。

オラは犬猫好きだが、年老いた犬猫は何故ああも哀愁漂う表情を見せるのでしょうか(溜まらん!)。

そのまさやん氏がポツリと呟いた。

ボクはこんな風貌だから、灯火やってる時に他の人からどう見られてるんでしょうか?シュレックとかニコちゃん大王とか呼ばれてるんじゃないかと不安で・・・とおっしゃる。

安心して下さい!あなたには既に密かに海◯◯という立派な渾名が付いてます!。

オラもガキの頃から様々な渾名を付けられたが子供心に気が付いたのは渾名というものは自分で選べないということだ。

今現在オラにも渾名がついてるかもしれないが何て呼ばれてるかは知らん。

ただ、灯火採集中の暗闇で見るオラは何故か怖く見えるらしいとは聞いている。

仲間以外にオラの屋台を尋ねて来る見知らぬ人が毎年何人かいるが、近寄って来る際に『採れてますか~?』と言う人と『今晩は~』と言う人ともう一つは無言だ。

採れてますか~の人は何故か大概最後まで近寄ってきて会話を交わすのだが、今晩は~の人は『今晩(ウッ!)は~・・・』と、ウッ!の所で立ち止まり、は~の所で既に回れ右!の体勢をとる人が結構いる!。

無言の人はもっと酷い。

近寄ってきたと思ったら途中でくるりと反転して駆け足で逃げていく人もいる。

その際に『失礼しました!』とか『御免なさい!』と謝る方も何人かいた。

オラが何か脅したか?無礼なり!。

こう言った場合の大半はオラがUVカットゴーグルを掛けていた時だと後から気が付いた(筋の人に見えるらしい)。

暗闇だと恐怖心も倍加するからね。

だが、最も解せないのは日中の店舗で店の戸を開けてオラの顔を見るなりしずしずと戸を閉めてお帰りになるお客様が結構いることだ。

ここでも、済みませんでした!と意味不明に謝ってお帰りになる方がいる・・・。

こっちはちゃんといらっしゃいませ!と言うとるのに・・・。

ヤ◯◯が手ぐすね引いて待ち構えてた!とでも思ったのか?。

顔が既に客商売に向いてないってこと?。

不気味という意味では練馬のトシちゃんなんか採集中は頭に黒いタオル巻いて黒いマスクして足下も固めるからその風貌はまるで忍者そのもの!しかして、採集が終わると長髪で履き物はキティちゃんのサンダル!という非常にシュールな不気味さだと思うんだけどねェ・・・その真の姿は真面目で研究熱心な方です。

まさやん氏も地元採集者の皆に愛されている。

いでたちを除いては風貌って変えられないから仕方ないね。

闇金ウシジマ君Ⅱ】

 

前回記事で店のFAXに闇金から与信結果報告書とかのタイトルで5,000万円まで融資可能!なる書面が届いてることを書いた。

こんなモンに引っ掛かるバカがどこにいるか!・・・と思ってたら居た・・・。

藁をもすがるというのはこういうことらしいが結局保証料だ事務手数料だと300万円ほど騙し取られたらしい。

300万も手持ちがあって何故借りる?。

もっと大きな手形の決済でも迫ってたか・・・。

オラなら『金がねェから申し込んでるんダニ!保証料も事務手数料も融資金額から差し引いて振り込むダニ!』と吠えてまかり間違って振り込まれたらその金を口に咥えて八甲田山中に逃げ込むんだがのう~♪(最低・・・ですか?・・・)。

この事件以前はオラんとこにFAXしてくる業者は2社ほどだったのだが、増えたようだ。

デザインや社名などを変えつつもこれとこれは同じ奴だな・・・と大体分かる。

中にはイラストを入れたり安心感を与えるような文言を緻密に入れたりと実に真面目に詐欺書面を作成してるのも居て笑える。

MS社の正体見たり

 

最近パソコンを弄っていると今すぐ入手!とかウィンドウズ10にしなはれという画面が毎日出て来て辟易してたが無視してた。

ウインドウズ10は便利だという声と扱い難いという声の両極端な評価を聞いたが、こちとらはどうせ脳味噌足ランチュラ。

八畳の部屋に積めるだけ積んだ角砂糖一個分しか使わない(使えない)のは明白。

従来から使用のウインドウズ7で行けるとこまで行かせて下さいと広告が出てくる度に×を押し続けていた訳だ。

ところが・・・ナイツの漫才を動画で堪能して鑑賞してた昨日、動画画面の裏に何か出て来たと思ったら動画の画面が消えて勝手にアップグレードの作業が始まってしまったのだ。

『オラ何もしてねェだ!何も許可してねェだに、あにするだ~!』。

1時間近く掛かって勝手に更新されてしまった画面を覗いてみたら案の定それまでの設定が大分無くなっている(当然ながらMSの推奨する・・・つまり都合のよいものに置き換えられてる)。

お気に入りはどこ行った?メールはいずこ?もしや・・・オラが大事にビデオライブラリーに秘蔵していたけしからん動画は画像こそは残っていたが音声が出ない。

オオクワ採集の秘蔵動画の音声も全ての音声が出なくなっている。

丁度仕事上で大事な打ち合わせがメールで届くかも知れないタイミングで何てことだ・・・。

こんな時はアイツを呼ぼう。

ブラック企業からついに抜けだし、夜12時前には寝るという普通の生活習慣とまともな社会的待遇を卒業以来ついに手に入れた虫歯青年を呼ぶ。

画面を覗き込むなり今悪い意味で話題になっている奴ですねコレ・・・と青年はつぶやき、眼鏡の奥のキツネ眼をキラリと光らせながら作業を開始した。

『直るカニ?何とかしてケレ』。

だが、虫歯青年をもってしても音声が消えているのが謎らしく、今夜中に何とかできる自信がありませんから元の7に戻しちゃいましょうとのことでダウングレード開始!あっという間に元に戻った。

青年曰く、このまま一ヶ月くらい放置しとくとダウングレード出来なくなる仕組みになっているみたいだから取り敢えずはこうしたほうが賢明でしょうとのこと。

MS社の独占企業であり続けたい傲慢さを垣間見た。

卓球世界選手権・・・よく分からん

 

卓球の世界選手権団体が終わった。

結果は男女共に決勝まで行ったので現在の力では大健闘したと言えるのだろうが中国にはどちらも完敗だった。

マスコミの報道ではどちらも中国に近づいたと書かれあとは戦術を磨けば更に肉薄するであろうという論調も見られたが果たしてそうだろうか?。

若い世代の選手層を見ても男子よりは女子の方が距離は近いだろうが戦術を磨けば近くなるという距離じゃないと思う。

中国が実は禁止されている接着剤を使用してるのはまず疑いの無い事実で、逆に言えば実直にこれを守っているのはひょっとして日本だけかも知れない。

大会前からこの点に関して再び論議が起きたのでこれを機会に徹底的に検査方法などを追求して欲しい。

スポーツはやはりフェアな状況で争わないと・・・。

だが、もしもこの点が解決されても中国にはまだ遙かに及ばないと言わざるを得ない。

技術、体力、戦術どれをとってもまだ中国は日本より1枚以上上だからだ。

仮に接着剤の問題が決着したとして、それでも中国選手の打つ球は明らかに日本の選手のそれよりも上だからだ。

それは彼らの体をみても一目瞭然である。

日本の代表もやっとフィジカル面に着目して鍛えこみ始めたがまだまだだということだ。

フィジカル面に関して言えば日本よりは韓国や北朝鮮の方がずっと鍛え込まれている。

中国選手の男子の筋肉は筋肉増強剤の使用を疑いたくなる?くらいに凄まじいが女子はそれほどとは見受けられない。

確実に差を縮められるのはフィジカル面なので今のまま是非伸ばして欲しい。

 

さて男子の試合だが、決勝は人選もオーダーも取り敢えずはこれしかない!という布陣だったと思う。

よくぞ不調と言われた丹羽を外して3番に大島を起用した!と思う。

2番の吉村と大島は世界選手権団体をこれでおおいに経験したし、エースの水谷が健在な内にこれを二人が追い越して水谷が3番を努めるようなら一歩は中国に近づけるか?・・・。

その丹羽だが・・・同じく男子の松ケンと女子の福原も似たようなものとオラは思ってるが基本的にはシングルスプレーヤーで団体向きの選手ではないと思っている。

松ケンも福原もメンタルが弱いし、丹羽は世界のトップで戦うには弱点が多すぎると思う。

加えて丹羽は試合で声を出さないし、負けたときに態度が淡々とし過ぎる(そのくせ口だけはデカイ)。

型に嵌まった時の強さは認めるが世界のトップクラスでは丹羽の型に嵌めさせてくれない・・・つまり弱点がバレているからだ。

今回も不調と評されていたが不調で勝てなかったのではなく勝たせて貰えなかったのだというところが正解だと思う。

現に水谷も本調子ではないと自身認めていたが水谷は殆ど負けなかった。

丹羽は大会後に今後は一発のボールも磨いていくというようなコメントをしたがこれも疑問だ・・・体が小さいし、フィジカル面を強化したとてどれくらいの進歩が見込めるか?と、振りの大きさに活路を見いだすとすると彼の一番の特徴であるカウンタープレーがおかしくなることが想像に難くない。

全くのニュー丹羽として自己改造をするなら選手生命を賭けた一大作業になる可能性があるのでは?。

この点に関してはまだ松ケンの方が可能性があるかも知れない。

 

女子団体・・・オーダーを見た瞬間に終わった!と思った。

知将村上監督!・・・のはずなんだが今回に限ってはオラは納得できない。

何故1番が福原なんだ?・・・分からない・・・。

オラは1番伊藤2番石川3番(使わざるを得ないなら)福原である。

向こうもオーダー捻ってきたし難しいところはあるけれど、福原の2点使いはないでしょ?。

伊藤に体がでかくて左のディンを当てたくなかった(結局当たったけど)のかもしれないけどこの数年目立った進歩がなく中国には研究されまくりで相変わらずウエートコントロールもできない福原が何故1番なんだ?。

案の定一番簡単にすっ飛ばされましたがな。

伊藤の若い爆発力とまだ研究され切ってない点・・・そしてどんな大会でも緊張しないという強心臓を生かすとすると充分特攻隊長にふさわしいと思うんだが・・。

相手の1番リュウは体も中国選手としては小さく技術は凄いけどややメンタルが崩れることがあり、事実前回中国が決勝で負けた時はこのリュウが点を献上していることを思うと外れオーダーであっても結果論としては面白かったと思う。

伊藤が勝てなかったとしても3-2くらいまで粘ってくれれば2番の石川が勝つ目も出たかもしれないから・・・。

そうなれば決勝当日に突如として大挙してやってきた中国の大応援団が逆に相手のプレッシャーに変わるということもある。

更に言えば代表の人選がこれまた良く分からん・・・。

何故控えが若宮と浜本なんだろう?。

若宮はダブルスのスペシャリストの左だがオリンピックと違って世界選手権の団体にはダブルスは無い。

苦戦が予想された北朝鮮の対カットマン対策・・・と言うなら分かるけど別に若宮はカット打ちのスペシャリストというほどではない。

実力者ではあるし好きな選手ではあるけれど石川が故障した時の左要員?なのかな。

浜本・・・これが最大の謎。

次世代を担う逸材候補であることに異存はない。

だが、いるじゃないですか、もっと凄いのが!既に国際大会での経験も積み、爆発力があり、先の全日本で伊藤をふッ飛ばし決勝で石川に挑戦したのが!。

平野ですよ。

伊藤を破った時の当たりはまるで中国選手を彷彿とさせるような素晴らしい試合でありました。

代表の選考に当たっては公正に選んだとは思いますが、選考基準の一文に世界で戦えるというのがあったはずで、実績のある平野をなぜ選考しなかったのかが良く分からんのです。

オラ的には最高のオーダーは1番伊藤2番石川3番平野で1~2番は代わってもいいし、調子や対戦成績で伊藤と平野が入れ替わってもいい(んで、若宮、福原が控えというのが一番納得できるところ)。

男子も頑張ってはいるけど次世代選手に魅力的な選手が沢山いる女子の方が未来が明るい・・・気はしますね。

矢沢永吉

 

以前に中学の同級生と市役所でばったり会った際にローリングストーンズが来る!とウキウキしてた。

爺様になったストーンズってええんかいな?と言ったらそいつ、老いて今またよくなったんだよ!軽く興奮してた(好きやね~)。

オラは矢沢永吉を最近になって好きになってきた。

以前はあの濃い人間性が鼻についたし歌詞は今でも好きなものは少ないが、声は大好きで、人間の角が取れてきた今無性に聴きたくなる曲がある。

あのむせび泣くようなしゃがれ声で歌うバラードはたまらない!。

矢沢の真骨頂はバラードにある!・・・とオラは思っている。

年末ボクシング

 

大晦日のボクシングを密かに楽しみにしていた。

お目当てのカードは内山高志!。

左右の腕と拳に故障を抱えていたのが完治して5年振りに万全な状態になった彼のパンチが見たかった。

帰宅してテレビ欄を見たらこれが青森では放送されてない!(ガビ~ン!)。

仕方なくあまり興味沸かなかった高山と井岡の試合を見ることに・・・。

因みに我が家では地デジ化と共にテレビはただの物置台になっており車の中でカーナビにての観戦(早速車内に焼酎と肴を積み込む・・・)。

まず、高山・・・リングを去った友の為に・・・とか要らんがな!テレビの制作会社の意図が透けて見えて何か嫌な感じ。

激しい打ち合いになったが2カ所切られて途中判定・・・負けちゃった・・・。

次が井岡。

上手いし強いしいいボクサーなんだが、オラ的には華が無いというか何故か興味沸かないんだな・・・でも勝った!。

う~んやっぱり内山が見たかったな~とか思いながら酒を呑んでいたら魔裟斗VSKIDだって?。

何で今更?とか思ってたらKIDは日本の格闘界が低迷してきたからで、魔裟斗は娘に戦っている父親の姿を見せたかったとの理由での対戦・・・。

意味が分からん。

大体が前回この両者が対戦したとき、元々レスリングフリースタイルの選手だったKIDは58キロ級の選手で、当時は60キロぐらいの体重・・・対する魔裟斗は当時契約体重が70キロだったはず。

ボクシングで言えば二階級は違う・・・。

それが今回KIDの体型は変わってなかったから60キロくらいだが、魔裟斗は贅肉こそ無かったが明らかに筋肉の厚みが増してたから体重は73~74キロはあったのでは?。

エキシビジョンなら分かるけどこれで真剣勝負って可笑しいだろ?。

ボクシングならKIDはライト級58.967~61.235キロで魔裟斗はスーパーウェルター66.678~69.853キロ以上なのだからほぼほぼ四階級近く違う訳だ。

こんなカード組んでりゃますます日本の格闘界は衰退するってば。

案の定試合は魔裟斗の体重が増えたため一発一発の威力が増し、魔裟斗の圧勝だった。

K-1とか色んな団体が出て来ては消えて行ったけど、ルールがいいかげん、階級の設定もいいかげん、ジャッジもいいかげんじゃ長く続く訳ないがな。

一日で3試合して世界一を決めようなんてもう格闘競技じゃなくてただの見世物興行じゃん。

ホームタウンデジションがあり、ミスジャッジも時折あるものの、一番公平さがあって格闘競技として練られているのはやはりボクシングだと思う。

ところで、前回の魔裟斗とKIDの対戦であるがKIDはかなりの体重差があってもいいからやりたいと言ったそうだが、ボクシングだと3階級近くの体重差がある上に元々レスリング選手で総合から立ち技系に参画して経験値の乏しいKIDに魔裟斗は負けるわけにはいかない。

これで負けたら魔裟斗自身の実力も団体のレベルもメンツも丸潰れになるからだ。

しかし試合はKIDのパンチで魔裟斗が先にダウンしてしまう。

ダメージはそれほどなさそうだったがポイントを取られて不利になったのは否めない。

ここで魔裟斗の放ったローキックがKIDの大事なタマキンに入り、スピードの鈍ったKIDに猛攻を掛けて判定で勝利という結末だった。

さて、アレは故意だったか否か?である。

普段魔裟斗が対戦している相手より遙かに小柄なKIDに対して狙いの狂いが生じたとみる向きもあろう・・・。

だがオラ的には狙った?狙ったでしょ?と見えた。

魔裟斗の技の正確さと打突直後にスマン!と謝る素振りが見られなかった二点を加えてオラはやりやがった・・・と見たのだが真実はどうなんだろう。

もしこれがオラの睨んだ通りだったら魔裟斗の中にオラはアントニオ猪木を感じる。

負けるよりだったら多少汚いことをやっても勝ちに行くアントニオ風味・・・。

また、絶対負けられないとなれば火中の栗を敢えて拾いに行くのも魔裟斗の魅力でもあった。

今回の放送で解説者他が凄かったとか言ってたが、どこが?である。

まして爆笑問題までがコメントにしゃしゃり出てきてどっちらけ。

世紀の凡戦&ミスキャストと断じる。

魔裟斗とKIDの時代の終わりを感じた。

聞かなかった方が良かった話し

 

ある日の明け方・・・オラは心地よく大口を開けて惰眠を貪っていた。

・・・とその口中に何かが飛び込んできた!。

ガバッと飛び起きて枕元のティッシュを掬い取り、カトちゃんペッをしたら何とそれはコバエであった・・・。

う~む・・・・。

朝日の中腕組みしながらワシは考えた・・・。

全ての飼育者は知らぬ間に昆虫食をしている!と・・・。

ましてや寝室が飼育部屋を兼ねている方は必ず食べている!。

そして、虫歯に侵入してそこを産卵床としてたら何とする!。

唾液が勝つか?卵が勝つか?・・・考えるだに・・・オェ~。

ウマバエでなくてコバエだもんケネケネ(大丈夫の意)という方しか寝室で虫を飼ってはいけない。

歯磨き励行!歯医者に行こう!。

エナジードリンク

 

ほうっ!エナジードリンクの飲みすぎでカフェイン中毒死とな・・・。

そう言やあオラの側にも見るにつけエナジードリンクをがぶ飲みしているバカ者・・・じゃなかった若者がいるのお・・・。

何でも、こいつをひと飲みすると◯ン◯がビンビンになるのだとか・・・。

小便する以外に使い道が今の所無いのに無駄なことを・・・。

短時間に20本ほど飲むと致死量に達するのでご注意を!って誰が飲めるんじゃそんなもん!。

オラ方のバカ者・・・じゃなかった若者でも飲めねえわな(1本でビンビンだっつ~から20本ならカフェイン中毒死の前にチ◯コが破裂して死ぬんじゃね~か?)。

2015納会

 

12月某日青森県の某所において2015年度の納会が執り行われた。

集まったのは県内の虫好き12名。

津軽衆も南部衆も関係無くゾロゾロと結集した。

虫ハンターもブリーダーも集まりごった煮状態。

だが、顔ぶれは豪華絢爛。

凄腕採集屋~忠犬・・・じゃなかった中堅所~爆弾魔仮免許~序の口に至るまでそうそうたるメンバーである。

とりわけ県内のオオクワ採集に限って言えば今回参加メンバーで青森県内の年間採集数の8割?位を採っているのでは?と思われた。

現場で顔を見ることはあっても会話したことがない方もいたのでこの機会にたっぷりと虫談義を通じて親しくなっていただきたいと言う趣向である。

 

オラの店に虫歯青年とリボルバー君を集めオラの車で会場に向けて発車。

何故一番の年寄りが運転するかというとその理由は虫歯青年に運転させたくないからに他ならない。

何故か?事故りたくないからだ!。

だが、今回の楽しみの一つはこの虫歯青年と一緒に呑む!ということもあった。

オラの店のオープン時に開店とともになだれ込んできて閉店まで居座ったかわいい奴。

黒いニットのシャッポ(帽子)を被り、肘には黒いサポーターを付けてたので入れ墨でも入れてんのか?と思ったら単なるアトピーだった・・・。

キツネ眼で歯がボロボロのこの青年とはこの時から既に6年(当時は高三)経たがまだ一度も一緒に呑んだことがなかったのだ(彼自身酒が苦手なこともあるが)。

まるで星人・・・じゃなかった成人した我が子と初めて酒を酌み交わすかの感動があるかも知れないじゃないか。

青年にはオラが酔っ払ってきたらオラには近づくなと言ってある。

それを忘れたら体育会系鉄の掟の法則により可愛さのあまり羽交い締めにして口に一升瓶を突っ込みかねないからだ。

 

会場の料亭に到着。

今回のメイン料理はトラフグという豪華版!。

今年爆弾魔見習いから仮免許に昇格したN君が押さえてくれた老舗だ。

てっさが盛られた大皿が並ぶ・・・。

豪華料理が並ぶが偏食で有名な虫歯青年の食べれるものは無いな・・・と思ってたらバクバク食べている・・・どうも腹が減ってたらしい。

突き出しには初めて食べるスッポンの卵なる珍味が盛られていたが・・・珍しいという以外には何も感じなかった。

てっさもオラにはポン酢以外のトラフグの何たるかという味は感じなかった。

しかし、フグちりと唐揚げ、雑炊は秀逸だったし、何と言ってもヒレ酒は濃厚で最高だった!。

鍋に入れる具材の順番を間違ったりお行儀その他で虫歯青年らが女将に怒られていたのは笑った。

 

宴会は採集における情報交換から虫以外の趣味の話しと留まることなく盛り上がったがオヤジが多いせいで最後は下ネタになり話の中心はリボルバー君に向けられた。

15連発???!!!。

それって一晩に?・・・。

見た目は普通の青年だが・・・信じられん・・・と医師であるT氏も腕組みをして唸っていた。

その内床上手という単語が出た瞬間にオヤジ達の脳味噌の妄想が爆発した。

その他十和田三銃士が今年の採集で嵌まった映像を動画で見せられたのだが、これがオラ的には一番感動した。

真夜中の山中で泥沼に嵌まった軽トラをジョンディアーの大型トラクターが救出するシーンである・・・(持つべきものは農家の友ってやつだ)。

その後有志一同で二次会へと繰り出し夜の更けるまで語りあった。

ここまで来て何か心の中にモヤモヤとしたものがあるのに気が付いた。

何か忘れているような・・・。

あっ!と気が付いた、S本木ちゃんとラガーメンの旦那を誘うの忘れてた!。

ごめんなんし・・・来年は必ずや・・・。

 

翌日助手席に乗せた虫歯青年が睡魔に襲われる都度に水平チョップを叩き込みながら帰宅した。

あ~楽しかった。

今年も仲間内全員が無事であったことを山に感謝したい・・・。

皆さんまた来年山でお会いしましょう!。

水木しげる死す


また一人巨星が落ちた。

小説の世界で何気ない食べ物をやたら旨そうに活字で伝えるのが上手なのが池波正太郎であろうかと思うが漫画にもこれを描かせたらという人達がいる。

飛行機を描かせたら宮崎駿、機械や鉄の質感は松本零士という感じだが、では水木しげるは?というとオラ的には大正~昭和初期の漁村や農村の風景である。

その美しさとノスタルジックな風景は他に類を見ないのでは?。


保育園児だった頃『妖怪人間ベム』の放送前には姉と便所を争ったものだが、『ゲゲゲの鬼太郎』ではそういうことは起こりえなかった。

全てのキャラクターには愛嬌があり、どこかいいかげんな性格だったりするから怖くなかったんだね。

この水木大先生であるが・・・好きな物事には異常な執着心を示すが嫌いなものにはあり得ないほどぐうたらだったらしい。

けれど、やはり一種の天才肌でもあったらしく殊にその記憶力はちょっと異常だ。

徴兵前に死を覚悟し、心を静める為に聖書を3回読んで丸暗記したというのだから。

これが幸い?して腕を失った戦地にて交流を禁じられていた文字を読めない原住民のもとを訪れ、聖書を暗唱することで食べ物を得て生き延びたという。

それで原住民からはパウロと呼ばれていたことは氏の著書『トペトロとの50年』他に詳しい。

戦時中に少年だったトペトロと再会を果たしたら酋長になっており、そのトペトロの死に当たっては水木しげる本人が葬儀委員長を果たすという数奇な運命を経ている。

今頃氏の魂は大好きだったパプアニューギニアの森の中を散策しているのかも知れない。

爺・婆の街


オラの住む街はかつて新興住宅街として華々しく県の公社が売りに出した街だ。

往時はショッピングモールやスーパーが立ち並び、公園には子供達の歓声が溢れていた。

それが今や・・・閑散としたもんだ。

黄色い帽子の保育園児達は成長と共に全員?暴走族となり、どこかへと走り去って消えてしまった・・・。

オラと同世代の向かいの旦那も昨年あの世へと旅だったし、一気にこの街は爺婆の街になっちまった。

隣のお茶が趣味のお婆ちゃんは90歳になってついに歩けなくなった。

反対側隣のお金持ちのお婆ちゃんも84歳で膝が弱り、玄関の階段の昇降が辛いらしい。

お向かいのお婆ちゃんも80は過ぎておりやはり杖無しで歩行は無理みたい。

筋向かいのお婆ちゃんも80はとうに過ぎているが元気バリバリのスーパー婆はこの方だけであとはメロメロだ。

オラの住む通りはかつて働き者揃いで鳴っていたが、もはや刀が折れ矢が尽きる寸前である。

そう、オラ家の通りではオラが若者という高齢化の象徴のような街になっておるのだ。

そのうちにゴミの集積所の掃除当番も頻繁に回ってきたりして・・・。

この街は青森市でも山手の高台にあるので下の平野部より積雪が多い。

下で積雪80センチと報道されればオラん所は軽く1メートルを超えているかんね。

この雪が怖い・・・。

近い将来近所の雪片付けのお鉢もオラに回ってきそうだ・・・。

ことしはナンボ降るんだろう・・・。

闇金ウシジマ君!】

 

ある日開店のため店に入ったらまたもファクスが来てた。

見たらファーブルハウス様 審査結果報告書なる書面。

融資可能金額500~3,000万円まで貸し出し可能(審査済み)と書いたある。

オラの個人情報も知らずに何で審査出来るねん?。

大体が貸金業者登録番号も記されてない(闇金確定)。

資本金 3億2,000万円の会社とあるが(嘘つけ!)。

会社所在地のビル名が既にその筋と覚しきナイスなネーミング!。

笑ったのは余白に *期間・数量限定になります とあったこと。

ギャハハ!融資の書面で数量限定ってなんやねん?。

地方の貧乏虫屋に3,000万円貸してくれるなら高飛びしてフィリピンか南米で第二の人生でも送ろうかね?。

支払いは・・・カブトムシでお願いしますっ!(埼玉県産やで!)。

貧乏クワガタ屋に融資など・・・甘い汁を吸わせたらアカんて。

オラが札束を口に咥えて八甲田山中に逃げ込んだら・・・都会育ちのウシジマ君じゃ追い込みなぞ掛けられませんで!自衛隊のレンジャー呼んでこい!ってなもんだす。

山の中では××〇〇より強い!とホラこいてるどっかの脱腸芸人とは訳が違います

ホンマもんの野生児ですさかいな!。

青森県高校卓球新人戦観覧記


店舗の営業をお休み頂き、行って参りました新人戦。

開催地は前職時代に約10年過ごした思い出の地十和田市。

我が校にとっては縁起の良い地ではあるものの各校戦力が新しい顔ぶれになる新人戦は波乱も多いもの。

我がチームもやるべきことはやったとは思うが以前に比べて層が薄い上に経験不足他幾つかの不安な点があった。

やっと大きな不安の一つが解決されたのが大会4日前・・・。

監督もその不安を感じ取ったのか全日程の帯同を請われて同道した。


大会初日の女子団体リーグ戦の初戦でオーダーを見たオラはあ”っと叫んだ。

相手を舐めた訳ではないのだが一番組んではいけないオーダーになってたからだ。

トップに唯一の2年生ホタテ娘のF子ちゃん・・・得意のサーブが入ればなんてことないのだが、最近とことん入らず自信を失いかけてた。

F子ちゃんは大試合になるとスイッチが入って大物を食ったりするけど下位に時々取りこぼすというまるで稀勢の里のような子。

2番手に中学・高校を通じて初めて団体戦を経験するM子ちゃん。

この1~2番が間違いだった・・・。

相手の十和田S高校は個人戦で上位に来ることはないがそれなりのクセ者が3人揃っているので絶対に舐めちゃいけないと監督に申し上げていたのだが・・・。

相手校のオーダーはこっちに勝つならこれしか無い!というオーダーにはまってる。

1番と5番を入れ替え2番と4番を入れ替えればまず負ける要素はないのだが・・・とにかく試合はスタートした。

やはりF子ちゃんのサーブが入らない上に相手の子が素晴らしいプレーをして接戦を落とした。

2番のM子ちゃんは入学時は強くなかったが最近伸び始めた期待の子。

しかし相手は中学でそれなりに鳴らした実力者であり頑張ったけどまだ差があった。

3番ダブルスは一番練習を積んだ部分ではあったがまずF子ちゃんが初戦の敗戦を引きずって堅くなり、組んだ1年生エースのT子ちゃんにそれが伝染した。

懸念した一番まずい形に見事に嵌まっとる・・・あかんがな・・・。

諦めずに頑張ったものの、結局敗れた・・・。

相手校は初戦で1勝を挙げていたためこの時点でリーグ戦敗退が決まった。

ライバル校であるT学園高校にベスト4決定で勝つ為に積んだ練習が夢と消えた。


宿に帰って翌日の個人戦に供えるべく呑みながら対策を考えようとしたらショックを受けた監督が部屋に引き籠もって出て来ない・・・。

ボクはとてもじゃないが外に出れません・・・他の皆で出てらして下さいと言う。

先代の監督から我が校指導陣は大一番の前夜は必ず外に呑みに出なければいけない・・・それが我が校伝統のジンクスだから崩しちゃいかんと言われたろう!街中から外れた卓球関係者が来ない居酒屋に連れてくから出て来なさい!と半ば強引に連れ出した。

盟友十和田のN氏に急遽押さえてもらった居酒屋に急行した。


この一年で大分負けたし今回は格下に0-3で負けたのだから巷ではボロカスに言われるのは覚悟しよう!しかしこのままでは帰れないだろう?団体で最低の試合をしてしまったがこの借りは個人戦で少しでも取り返さなくてはいけない!またそうでなくてはきつい練習に耐えてきた選手に申し訳無い!と最初に喝を入れた。

F子とT子は最低ベスト16には入れよう!。

残る3人は組み合わせ的にはきついが自信が持てる内容の試合をさせようじゃないか!。

馬刺しやモツ煮を肴にガンガン呑み、オラは勢いがついて宿の部屋に戻ってからも更に缶チューハイを4本呑んでベロベロになった(こんだけ呑めば間違い無い!)。


翌日・・・奇跡が起きた♨!。

まず1年生のCちゃんは入学後初の県大会であるが1回戦を見事に突破し、後にベスト16入りする相手にフルセットの試合をした。

団体戦でほろ苦デビューとなったM子ちゃんは順調に勝ち上がり、これまたベスト16入りした相手にフルセットの試合をした(最終セット10-8からの逆転負けという惜敗だった・・・)。

だが、勝つことの喜びと負けた悔しさを大いに味わったはずである。

入学後初の県大会であわやベスト16入りという快挙を逃したが得たものは大きいと思った。

O子ちゃんは実力はあるが今回組み合わせに恵まれず第二シードで中学の東北チャンピオンの子と当たった。

現時点ではまだこの子とは差があるか?と思っていたが第一セットを先に取りもつれた!。

向こうの監督も慌ててベンチに入り、最終的には突き放されたが健闘したと言える。

サービスを整理して弱点を強化すれば充分勝てると感じた。

異変はこのO子ちゃんが粘っていた奥の台で密かに起きていた。

T子ちゃんが同時に第一シードの子と戦っていたのだが1~2セットを先取して第3セットは取られたものの4セット目でまたリードを保っていたのである。

相手の子はこれといった欠点がなくパワーもあり、試合運びも巧みな子。

はっきり言ってオラも今の段階ではウチのチームの誰もこの子には勝てないだろうと思っていた・・・。

ところがだ、見るとバックサイドのバック対バックでは完全に押しており、フォアサイドも互角にやってる!まさか・・・勝つのか?。

2~3本差でついに王手を掛けたが相手も粘る・・・フルセットになったら相手の経験値がものを言う、勝つならここだ!。

O子の試合に張り付けになってた相手の監督もベンチに来た。

勝負に出たT子のボールに相手がミスをした…勝った!やっちまった!。

一緒に応援してたT子のお母さんに思わず声を掛ける、事件ですぜ!お母はん!。

結局F子も順調に勝ち上がり16に二人の目標を遙かにクリアしてベスト8に二人が入った。

しかもその後の順位決定戦までも各自苦手と思われた選手を破って勝ち上がり最終的にT子5位F子6位という文句ない成績を納めた。

今回の個人成績はY高校の廃部の恩恵でもあるもののベスト8に二人でその後も負けなかったのは評価してもいいと思った。

会場の外にタバコを吸いに出たら案の定他校関係者からベスト8が二人で団体戦リーグ戦で一発負けする訳?とからかわれたが、これは覚悟してたこと。

ウチらはここから出直しさせてもらいますわと答えておいた。

やってきたことは間違いじゃなかったと選手が証明してくれた・・・。

有り難う、お疲れ様!と言ってあげたい。

ハゼ釣りに興じる


久方ぶりにN先輩と釣りに行った。

ターゲットは落ちハゼである。

河口付近で成長したハゼが秋を迎えて海に落ちていく所を狙う釣りだ。

内水面の釣りが鮒に始まり鮒に終わるのと同様海の釣りはハゼに始まりハゼに終わると良く言う。

かつては海が時化て鯛の船釣りに出れない時にハゼ釣りに変更としゃれ込んだものだ。

ハゼは潮が上げてくるととたんにパタパタと釣れてくる。

以前は平内町の某所に秘密のポイントがあって刺身もとれる尺近い大物がよく釣れたのだがある年の護岸工事で全滅した。

亡父は茨城の出でありよくハゼを食す土地であったことと爺さんが釣り好きでハゼもよく釣ってきたことから晩年オラがハゼを釣ってくると殊の外喜んだ。

刺身と天ぷらの他に親父が一番喜んだのがこんがり焼いた焼乾し出汁をとった雑煮だった。

子供の頃の味が蘇ったらしく、これだ!これだ!と夢中になった。

さて、実釣開始!。

アララ・・・腕が落ちてる・・・。

釣りだろうがライトトラップだろうが人が何かやるときは性格というものがそこに出る。

N先輩もオラも他のハゼ釣り師のように振り込んだらじっと待つということがない。

攻めの釣りをするんだが、N先輩はホイホイ釣り上げていくのにオラは狙った所に仕掛けを投げ込めなくなってる・・・。

おまけに老眼のせいでフグに針を取られても仕掛け交換の遅いこと・・・穴に糸を通すのが難しくなって更に指が思うように動いてくれない・・・落ちたな・・・。

N先輩と一緒に釣りに行くとお互いの得意の釣りで下手な方をなじってからかうのが慣習になってる。

鰈釣りではオラがからかわれ、クロメバル釣りではオラが下手くそ!と言ってからかう。

ほぼ互角の腕である鯛釣りになると大物を掛けられたらバレろっ!と声を掛け合い、N先輩が合わせ損なったら合わせが早すぎるんだね!N先生は鯛が口を開けた瞬間に合わせっから釣れないんずや!と大声でからかう。

それが二人で釣りに行った時の作法だ・・・。

この日は・・・ぐうの音も出ないほどの完敗でおました・・・。

N先輩は前日もハゼ釣りして大漁だったからと自分が釣ったハゼを全部オラにくれた。

投げ方下手臭ェんだねっ!と散々からかわれ(N先輩から借りた)竿が柔すぎて(感覚が)分からねェんだね!と返してたんだがこういう付き合いである。

後日ファーブルハウス特製山葡萄のジュースを進呈してお返しをした。

帰宅してから久々に釣った魚をさばいた。

刺身と天ぷらと焼乾しを造った。

焼乾しは仕上がったら冷凍保存して正月雑煮にして親父の仏壇にに供えるつもりである。

嗚呼、稀勢の里!】


この人ほど和製横綱と優勝の期待を掛けられて裏切り続けた人もいないかな。

他の力士があの左おっつけは反則だ!と言うほどの武器を持っていながら脇が甘く腰高という欠点がなおらず下位に取りこぼしが多い。

が、最大の弱点はメンタルの弱さであろうか・・・。

優しい人柄である。

先代鳴門親方が死去した際の号泣が忘れられない。

しかし勝負師としては失格なのかも知れない。

優勝!や昇進!が掛かると必ずコケて、調子の良い時にこれらのプレッシャーから開放されると異常な強さを発揮する。

今でも稀勢の里を応援している人はまだ綱に届くと信じている方か、裏切られることに快感を覚える方だったりして・・・。

今場所も途中でコケたのは稀勢の里らしく、鶴竜には勝って決定戦で今度は鶴竜に負けるのが稀勢の里のセオリーなんだが、14日目の鶴竜戦で負けちゃった。

力が落ちて来てるのかな・・・。

大好きだった先代鳴門親方(隆の里)の影を稀勢の里に見るだけに、オラは最後まで稀勢の里を応援したい。

最近の独り言


牛が怖くって牛丼が食えるかってんだ!べらんめえ!。

川原で湯気出てる熊の糞見た時の方が怖ェ~ぞ!。

(虫歯青年の独り言を聞いた際に出た独り言)

釣れない時に釣る方法:陸奥湾の真鯛釣り

 

かつては釣り師を気取り、寝ても覚めても魚、魚と追いかけ回してた。

この6年間で釣りをしたのはN先輩と岸壁でコブラメ(小さなアイナメ)を釣ったくらいでほぼ引退状態。

オラの釣技は大したこと無いがクワガタ採り同様に変なことを考えて実行するのが好きなのだ。

オラが釣りから離れた間に陸奥湾の真鯛釣りも大分変わったようで、仕掛けは鯛ラバやテンヤが隆盛で餌を使わない釣りへと変化してる。

青イソメも今や高騰し、夏になれば中国の堀子が相変わらず酷暑でダウンするから餌無しで釣れる仕掛けの考案はナイスであります(オラは自分でエラコや川エビを採ってこの時期は餌にしてた)。

しかしながらこの新しい仕掛けは想像だが潮止まりではまず釣れないはず。

鯛はフィッシュイーターでもあるからこうなったら手が腱鞘炎や筋肉痛になるほどしゃくり倒してリアクションバイトで喰わせるしかないのでは?と思う。

餌は使うけどこの殆ど釣れない潮止まりに1~2本釣り上げられる方法を紹介致します。

簡単に言ってしまうとそれはふかせ釣りに近いものです。

先糸に小さな(3~5号程度)中通しのオモリを通して餌を沈めます。

着底するまで時間が掛かるので道糸のPEは0.8~1.5号くらいの細くて比重の重いタイプを使います。

着底したら一旦糸ふけを取り、50センチほど送り込むくらいの遊びを持たせます。

針は大きいと食いが落ちるので小鯛が飲み込めるクラスの小さくても頑丈なタイプの針を使います(グレ針など)。

付け餌は川エビでもアオイソメでもエラコでも何でもOKですが小鯛を含めたフグなどの餌取りが活性してるので餌持ちが一番いいアオイソメがベストかな?。

次がミソなんだがアオイソメを付けたとしてその数は1本かせいぜい2本にすることです。

潮が動いてる時のように5~10本も付けると餌の消費が早くなるだけで逆に釣れなくなるのですよ。

この仕掛けで小鯛やフグを釣っている内に70UPの大鯛などがズド~ンと来ます。

フグが釣れたらN先輩のクーラーに放り込み(大のフグ好き)、小鯛は自分のクーラーに入れまする。

この小鯛は三枚に卸して昆布で酢締めすると酒の肴に抜群なんですよ。

 

さて、この方法で何故釣れるのか?海の中は見えないからあくまでも想像ですが…潮止まりでも競争力の弱い小鯛やフグ等はチャンスとばかりに積極的に餌を追う。

この時に大鯛は近くに居ないのかというと多分居るんだ。

しかし食欲はないから小鯛やフグらが餌を奪い合っているのを近くでじっと見ている(はず・・・)。

だが、見てる内に我慢できなくなり?もしくは小魚の食事を邪魔しようとでもするのかそれらを追い払い、餌を囓ってみたり口の中に入れたり出したりしてたら針に掛かってしまったと・・・。

餌の数を少なくするのも小さな針を使うのも中通しのオモリを使うのもこの際に鯛に与える違和感を最小限にしたいからなんです。

この釣り方の弱点は飲み込まれて糸を切られる確率が高くなること。

と言ってチモトを編み込みなどで補強すると食いが落ちる。

盛んと雑魚が餌を突いていたのがぱっと止まり、やがてモゾモゾした感触に変わった時が大鯛が来てる時です。

オラはアタリは取れるけど合わせの手が少し遅いきらいがありましたので半分近くを切られてました。

虫歯青年より酷いミソっ歯のくせにね~(笑)。

オラはこのやり方で潮止まりに平均1~2本、良いときで4本くらい上げてましたがアタリに敏感で合わせが的確な、そう、H師匠のような人なら5本以上はいくでしょう。

鯛釣りはN先輩と一日で何十本も釣ったこともありましたが、ウロコを剥ぐのが面倒臭くて結局近所や知り合いにばらまいてましたね。

陸奥湾の夏の真鯛は30~40センチくらいのが一番旨いのでそれが1~2本あればそれで充分。

情緒が楽しめるのは竜飛の夜釣りの鯛釣り。

ああ、もう随分と離れたものだな~。

香しき天然鮎のかまり(香り)】


師からその日に釣った天然の鮎を頂いた。

頑張ったけど3匹しか釣れなかったから持って帰ってもオラの家族で食すに足りんから全部やるとのことだった。

有り難や有り難やゾロゾロゾロ~(水木しげる風)。

オラは川の魚で一番好きなのがこの鮎である。

師曰く他に絶品なのが十和田湖のサクラマス、鯉、ワカサギらしいがサクラマス以外はまだ食したことがない。

そそくさと家に戻り教えられたように乾かすように焼く乾かすように焼くを丹念に繰り返すのである。

焼く前に一つの儀式。

天然鮎のスイカのようなかまり(匂い)をひとしきり嗅ぐのだよ。

鯛と鮎のこの甘い匂いは何度嗅いでもいいものだ。

今では養殖の鮎にこの匂いを付けることは可能だそうだが、スーパーで売ってる養殖物ではまだお目に掛かったことがないのは恐らくコストの関係なのかしら?。

しっかりと水分を飛ばして焼き上げた鮎を焼酎の湯割りで頂く・・・。

アルコールの儀式の始まりだ!。

呑みながら呟く・・・師をして3匹か・・・。

師は釣りの腕前も並ではなく、それがこの釣果と言うことは恐らく居ないんだろうと拝察した。

鮎釣りと昆虫採集は恐らく間違い無くその成果はリンクしてる。

鮎釣りが駄目な年はオオクワも駄目なのだ。

少ないチャンスを確実にモノにしなければならんだろう。

あまりに有り難くて鮎3匹でお湯割り5杯呑めたね。

カブトムシの憂鬱


俳優のアニキこと哀川翔氏がヤマトカブトのギネスを出したと・・・。

そりゃあ年間飼育数5,000頭もやってたら出るかもしれないけど1頭のカブト幼虫が成虫になるまで食べるマットの量は約10ℓだから5,000頭×10ℓだとマットの総消費量は50,000ℓだで!。

売れっ子俳優って儲かるんだなあ・・・という卑屈な考えしかできましぇん。

よく知らないけど氏は多分子供達にプレゼントとかしてるんじゃないかしら。

これが単にカブトに塗れてエシェシェと喜んでるだけなら世間の人は理解してくれないだろうけどね~。

ここで一言襟を正して申し上げれば我らカブクワファンというものはいい歳こいてカブトだクワガタだと馬鹿騒ぎしてる世間から見れば変な人だと自覚しておくべきなんでしょうね。


先日某取引先からヤマトカブトを120ペアほど用意できますか?という打診があった。

山の半天然養殖場を止めてしまったけど120ペアという数だけなら採ってくればいいだけだから問題はない。

しかし、この打診の問題はその納期にあった。

8月20日過ぎに・・・って言ってんですけど無理ですよねェ~?とのこと。

ヤマトカブトは極少数を飼育鑑賞するのなら一番愛嬌があっていいものだと前の記事に書いた。

だが、これが商売になると手間暇が掛かって経費が掛かって利益が出ないが置かない訳にはいかない悪魔の虫だとも書いた。

お話を頂戴した瞬間(7月末~8月上旬に採集した240匹ものカブトを2週間以上管理し、★が出たらその都度補充する=0.5秒)に丁重にお断りした・・・。

が、取引先も百戦錬磨・・・1ペア1,000円で話してみましょうか?。

何と!12万円か~!。

カブトムシがオラに発電機を買ってくれるんかいな。

頭がグラグラした・・・。

ホントにカブトって毎年憂鬱を運んでくる虫だな~。